後生の一大事とは_その1
後生(ごしょう)とは仏教の言葉で、
「後」に「生」まれると書くように、
死んだ「後に生まれる世界」のことです。
「後生」というと何十年も先のことのように思いますが、
今晩死ねば今晩から後生です。
それどころか今吸った息が吐き出せなかったら、
今吐いた息が吸えなかったら後生。
後生は今の一息一息にふれあっているのです。
襖一枚隔てて接する隣の部屋のようなもの。
襖を開けて入っていけば、もう後生です。
老後はある人も、ない人もいます。
若くして死ねば、その人に老後はないからです。
しかし死後のない人は一人もいません。
後生に関係のない人は人類70億人のうち、
ただの一人もいないのです。
後生は全人類の100%確実な未来なのに、
後生があるのやら、ないのやら、
サッパリわからないのが実態です。
私たちが生きていることを飛行機が飛ぶことに譬えるとすれば
生まれたときが飛行場を飛び立った時です。
飛び立ったからには、いつかは着陸しなければなりませんが、
もし、着陸できる場所がない飛行機に
乗ったらどうでしょうか?
